掌中の鳥
作詞:澤田尚多作曲:松美夜狐雨兵
紛れ込んだ時空よこの地冥暗(めいあん)なのか
心乱れ攫(さら)われ
今わたしは何処に
水際の鳥達偲(しの)び慕(した)わしい
想いは置きさって
さあわたしの元へ
朝霧(あさぎり)夜明け前光はそこに
やがて羽(はね)広げて何処へ行くのだろう
かすかに穏やかな光が見える
擾乱(じょうらん)の哀しさよこの地光明(こうみょう)求め
風は何処へと吹くの
今わたしをいざなう
平安念(ねが)いながら空を舞うのか
わたしの事気がついて
もう泣かないから
朝霧夜明け前光はそこに
やがて羽広げて何処へ行くのだろう
朝が近い闇は目を瞑っても
かすかに穏やかな光が見える
今まだ夢境界(ゆめきょうかい)闇深くても
いまこそ羽広げ飛び立ちましょう
朝霧夜明け前光はそこに
やがて羽広げて何処へ行くのだろう
朝が近い闇は目を瞑っても
かすかに穏やかな光が見える
掌中の鸟
